インバウンドでSNSを活用したい方へ

SNSにも様々な種類があります。
そしてどのSNSが人気かというのは、国や地域や年齢層などによって異なってきます。
ターゲットとなる国や地域の外国人の方々はどのSNSを使って情報収集をする方が多いのかということや、自分達の店や企業の業種や営業状況などに合うSNSかどうかをふまえつつ、どのSNSを運用していくかを決定するようにしましょう。
注意したいのは、日本ほど自由にインターネットを閲覧できない国や地域もあるということです。
例えば中国の場合、外国のSNSやウェブサイトの中には中国国内からは閲覧不可となっているものも少なくありません。


どのSNSを使うか決定したら、SNSの運用の方向性を考えていきましょう。
インバウンドビジネスを行っている同業者のアカウントを参考にするのもよいかもしれません。
成功している企業には、SNSの運用方法が上手であるところも数多くなっているように思います。
SNS運用の方向性を決める上で考えたいのは、『アカウントを運用するのは誰か』、『発信する情報の種類』、『いつ発信するか』、『使用する言語』などでしょう。

特にアカウントを運用するにあたり運用担当者の決定は重要となってきます。
小さな個人経営店などであればオーナー自らが運用することとなることが多いでしょうが、大きめの企業などの場合は誰か運用の担当者を決めることとなる可能性が高いでしょう。
店や企業のSNSアカウントで情報を発信すると、その発信を個人の担当者が行っていても、店や企業自身の発言・発信と取られることとなります。
そのため、不適切な発言を行えば炎上し問題に発展する可能性も高くなります。
決まり切った機械的な定型文のみの発信を行う場合でもない限り、ターゲットの気持ちや考えをふまえて臨機応変に情報を発信できる方に運用担当を任せるのがよいでしょう。
また他のユーザーから問い合わせがあった場合、運用担当者自身が対応するのか、他の方へ任せるのかなども決めておいたほうがよいかもしれません。

 

失敗原因4・インターネットやウェブサイトを活かしきれていない


現在では、手軽に国境を越えて情報を発信したり閲覧したりできる『インターネット』という手段が世界中に広まっています。
海外に在住する外国人を対象として商売を行うインバウンドビジネスにおいては特に、インターネットをどう使って情報発信およびプロモーションをしていくかということが、ビジネスの可否を大きく左右するといってもよいでしょう。

もちろんインターネットを使わなくとも他の手段で集客ができるのならば無理に使う必要はありませんが、そのようなケースはまれなのではないかと思います。
インバウンドビジネスの成功事例においては、インターネットやウェブサイトを活用しているケースがほとんどだといえるでしょう。


とはいっても、せっかく張り切って作ったウェブサイトが、必ずしも効果的だとは限りません。
ただウェブサイトを作っただけでは、そもそもそのサイトを見る人がいるかどうかということすら保証できないでしょう。

例えば中国の場合、日本と違って外国のサイトなどの閲覧に制限がかけられているのです。そのため中国向けにウェブサイトなどを開設しても、中国国内では閲覧できない可能性があるといえるでしょう。対策としては、中国国内で閲覧可能なブログやSNSなどでアカウントをとってページを開設し、運営を行っていくといったものなどが考えられます。

他にも対象となる国や地域などによって、有効となるサイトの形式や言語などは異なってきます。
どのような手段が効果的となるかをしっかりとリサーチし、プロモーションに活かしていきましょう。

 

失敗原因2・需要が分かっていない

もしあなたが日本で生まれ日本で育った方であるならば、『何か』を見た時に「大多数の日本人がどう感じる傾向にあるか」という感覚を理解することはできるでしょう。
ですが異なる国で異なる文化や習慣の中で暮らしてきた外国人観光客の方が同じものを見た場合、果たしてどのように感じるでしょうか?
好みや感覚というものは、育ってきた環境に左右されることが多いといわれています。
必ずしも、私たち日本人と同じような感じ方をするとは限らないのです。

そのためインバウンドビジネスを展開していく過程において、プロモーションの内容や媒体・実際に販売したり提供したりするサービスや商品の内容や方向性を決めていく際、日本人の感覚だけで決定してしまっては、思わぬところに落とし穴が発生してしまう可能性があったり、対象となる層の需要とかけはなれてしまう可能性があったりするのです。

しっかりとインバウンドビジネスの対象となる層を絞ったあとは、その対象となる外国人観光客らにはどのようなものが好まれるのか、どのようなものを欲しているのか、逆に嫌がられたり興味が無かったりするのはどのようなものなのかなどをしっかりとリサーチしていきましょう。

リサーチ方法としては、その対象となる層の外国人の方々の意見を直接聞いたり、対象となる方々が情報収集に利用しているガイドブックなどのメディアを参考にしたり、ネットや本などで調べたりなど様々な方法があります。
情報が偏らないよう、色々な手段でリサーチしていくのがよいでしょう。

失敗原因3・自分達の強みを活かしきれていない

インバウンドビジネスで利益を生み出していくためには、商品やサービスを販売していく必要があります。
ですが数ある様々な商品やサービスの中から、自分達の提供するものを選び購入してもらうのは、ただ何となくプロモーションしているだけでは難しいといえるでしょう。
集客につなげるには、まずは自分達の商品やサービスに魅力を感じてもらわなければならないのです。

では、自分達が提供する商品やサービスに魅力を感じてもらうには、どうしたらよいでしょうか。

一番の近道は、自分達が本来持つ強みを最大限に活かしていくことでしょう。
「自分達の強みを魅力的に感じるのではないか」と思われる層の外国人をビジネスのターゲットに絞ってプロモーションをかけていったり、プロモーションの際は自分達の強みを良い形で強調するようなキャッチフレーズをつけたりなどが考えられます。
プロモーションをかけるメディアやプロモーションの方法自体の方向性なども、対象となる層に好まれ、かつ自分達の強みに合っているようなものを選択していく必要があります。
また実際の商品やサービスにも、自分達の強みをより分かりやすく活かしていくのもよいでしょう。

ただし自分達の強みを単純に強調するだけでは、対象となる層の外国人観光客の方々に好まれる可能性は低くなってしまうかもしれません。
場合によっては対象となる層が好む需要をふまえつつ、彼らのニーズに応えるような形のパッケージングをしていったり、商品やサービスにプラスアルファの要素を加えていったり、より明確な案内や説明などの表示を分かりやすい形で加えていったりなどの方向転換も必要になってくるかもしれません。

失敗原因1・対象があいまいである

インバウンドビジネスは、日本を訪れる外国人観光客を対象としたビジネスとなります。

とはいえ『外国人』といっても、それぞれ住んでいる国や地域などによって使っている言語も違えば、食をはじめとする文化や習慣も様々です。
そのためできる限り多くの対象をカバーしてプロモーションをかけていこうとすると、個々の層へ向けてのアピール力が弱くなっていってしまうといえるでしょう。

どんな方でも、プロモーションに費やせる資金や時間は有限です。
プロモーションをかける対象はあいまいにせず、しっかりと客層を絞っていくほうが、より対象の層へとアピールできる内容でプロモーションできるようになるでしょう。
プロモーションの方法としては、対象としている層が情報を好んで集めるメディア(ブログ・ガイドブック・雑誌・テレビ番組・ウェブサイトなど)に絞って広告などを出したり、対象となる層が住んでいる国や地域の方が使っている言語で自社のウェブサイトを構築し維持・更新したり、その言語圏でよく使われているSNSでアカウントを作成して随時情報を発信したりしていくなどが考えられます。

また対象となる層を絞っていくことで、プロモーションの方法や内容だけでなく、実際に提供するサービスや商品も、より対象のニーズへとアピールできるような方向性へと舵をとりやすくなることから、効果的に集客へとつなげられる可能性があがってきます。


他にも、対象となる外国人観光客の層をしっかりと絞ることで、リサーチを行いやすくなるというメリットも生まれます。
情報は常に新しくなっていくものであることから、情報収集はまめに行わなければなりません。
広い範囲にアンテナを張り続けるよりも、対象を絞ったほうが実用的な情報収集を行いやすくなることでしょう。